バズ・ライトイヤー(テンプレート:En)は、ディズニー・ピクサー映画『トイ・ストーリー』、『トイ・ストーリー2』、『トイ・ストーリー3』などに登場するメインキャラクターの1人である。
トイ・ストーリーシリーズでの設定
体にいろいろな仕掛けがある高性能のオモチャ。身体能力もウッディより高い。空を飛んだ。
- トイ・ストーリー
- アンディの誕生日にプレゼントとしてやってきた、流行のスペースレンジャーのオモチャ。
- 最初は自分が子供向けの大量生産された玩具ではなく、本物のレンジャーだと信じており、空も飛べると考えていた(実際は飛んでいないが、本人は目を瞑っているため気づいていない)。
- しかし、劇中で自分を宣伝するCMを見て自身がオモチャだと知ってしまい、その上台湾製であることまで判明、茫然自失するが、ウッディと行動を共にする内に感情に変化の兆しが現れていった。
- アクションボタンを押した際に再生される"To infinity ... and beyond!"(「無限の彼方へ!」日本語版では「無限の彼方へ さあ行くぞ!」)が決め台詞。
- トイ・ストーリー2
- 本作では既に自分がオモチャであることを自覚しており、言動も前作に比べやや常識的なものになっている。
- 誘拐されたウッディの救出に向かった先のおもちゃ屋「アルのトイ・バーン」で棚に整列されていたニューアクションベルトを装備しているバズ・ライトイヤーを起こしてしまう。起こしたバズは、自分がスペースレンジャーであると信じて疑わない姿はまさに前作のバズそのものであり、アンディのバズと戦う。
- ジェシーに一目惚れする。
- トイ・ストーリー3
- ウッディや他のおもちゃ達と共に、「サニーサイド」という託児施設に寄付されてしまう。
- 前作に引き続きジェシーに好意を持っている。本作ではサニーサイドのおもちゃたちによって記憶を失ってまたも自分をスペースレンジャーだと信じ込み、アンディの玩具たちをザーグ兵として倒し、カゴに閉じ込めるが、それに加えてスペイン語をしゃべる場面がある。スペイン語のシーンではまたしてもジェシーに一目惚れし、プロポーズしたり彼女を助けたりするが、ジェシーも本人が好きになる。
- エンディングではジェシーとスペイン風の社交ダンスをする。
- ハワイアン・バケーション
- サニーサイドからやってきたケンとバービーやウッディ達と一緒にハワイのお芝居をする。
- ディナーショーではスペイン語を話し、ファイヤーダンスをする。(火ではなくケミカルライトを使っている。)
- スペースレンジャー バズ・ライトイヤーシリーズでの設定
- スペースレンジャー バズ・ライトイヤー 帝王ザーグを倒せ!
- 上記での劇中劇を描いたシリーズの主人公で、エースパイロットの1人。
- この作品ではリトル・グリーン・メンも、シリーズのキャラクターということになっている。宇宙を支配しようとする悪の帝王ザーグを倒そうとする。2でのバズの発言から、父親をザーグに殺されたということになっているが、実はザーグは・・・。(現実側の世界ではバズの他にウッディやジェシーたちも登場するが、これは『トイ・ストーリー2』の後日談と『トイ・ストーリー3』の前日談の間にあたる。)
声優
- ティム・アレン(原語版)
- ハビエル・フェルナンデス・ペナ(原語版)※『トイ・ストーリー3』、スペイン語部分
- パトリック・ウォーバートン(原語版)※『スペース・レンジャー・バズ・ライトイヤー』(テレビシリーズ)
- 所ジョージ(日本語吹き替え版)※本編
- 稲葉実(日本語吹き替え版)※『スペース・レンジャー・バズ・ライトイヤー』、『トイ・ストーリー3』予告編、「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」等
トリビア
映画『ファインディング・ニモ』では待合室の水槽にニモが入れられるシーンで背景に登場している。
映画『カーズ』のエンディングでのパロディ映画『トイ・カー・ストーリー』では玩具の宇宙自動車として登場する。
「バズ」の名前はアポロ11号の宇宙飛行士エドウィン・オルドリンの通称バズからとられている。
2008年にトイ・ストーリー・マニア!がディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーとディズニー・ハリウッド・スタジオにオープンしたことを記念してディズニーがNASAと協力し、バズのアクションフィギュアが実際に宇宙に行くという企画が行われた。バズはスペースシャトルディスカヴァリーに搭乗し、国際宇宙ステーションに6ヶ月間滞在した。
関連項目
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da:Buzz Lightyear fi:Buzz Lightyear lv:Bazs Gaismasgads