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トイ・ストーリー
Toy Story
監督 ジョン・ラセター
脚本 ジョス・ウェドン
アンドリュー・スタントン
ジョエル・コーエン
アレック・ソコロウ
製作 ラルフ・グッジェンハイム
ボニー・アーノルド
製作総指揮 エドウィン・キャットマル
スティーブ・ジョブズ
出演者 トム・ハンクス
ティム・アレン
ドン・リックルズ
音楽 ランディ・ニューマン
編集 リー・アンクリッチ
ロバート・ゴードン
製作会社 ピクサー・アニメーション・スタジオ
配給 ウォルト・ディズニー・スタジオ
公開 アメリカ合衆国の旗[[image:テンプレート:Country flag alias CAN|border|25x20px|テンプレート:Country alias CANの旗]]1995年11月22日
日本の旗1996年3月23日
上映時間 81分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $30,000,000
興行収入 $361,958,736[1] [[image:テンプレート:Country flag alias World|border|25x20px|テンプレート:Country alias Worldの旗]]
$191,796,233[1] アメリカ合衆国の旗
次作 トイ・ストーリー2
allcinema
キネマ旬報
AllRovi
IMDb
  

トイ・ストーリー』(原題:Toy Story)は、1995年に公開されたアメリカ合衆国のアニメーション映画である。

概要 編集

ディズニー配給のアニメーション映画作品。1995年に公開された(日本では1996年公開)。劇場公開された長編映画作品としては、初のフルCGアニメーション作品。全世界で約3億6200万ドルの興行収入を上げた[1]。これは、当該年度の第1位である。日本での公開は1996年3月23日。日本でのセルビデオ出荷本数は190万本[2]

制作はピクサー・アニメーション・スタジオ。監督ジョン・ラセター(ピクサー)。長編フルCGの作品を生み出した制作チーム統括の業績に対し、監督ラセターはアカデミー特別業績賞を受賞した。他にアカデミー賞候補として、脚本賞ノミネート(アンドリュー・スタントン)、オリジナル主題歌賞ノミネート("You've Got a Friend in Me")、作曲賞(コメディ部門)ノミネート(ランディ・ニューマン)。

1999年には、続編『トイ・ストーリー2』が公開された(日本では2000年公開)。2009年10月2日には、続編『トイ・ストーリー2』とともにデジタル3D版が2本立てで2週間限定で全米公開、日本では2010年2月6日に公開。

2010年6月18日にシリーズ第三作『トイ・ストーリー3』が公開された。日本では2010年7月10日公開。

テンプレート:ネタバレ

ストーリー 編集

カウボーイ人形のウッディは、古めかしいおしゃべり人形。背中の紐を引っぱると、パンチの効いた「カウボーイトーク」を聞かせてくれる。そんなウッディはアンディ少年の大のお気に入りで、彼は毎日のように、いろいろなオモチャを取り混ぜながらカウボーイごっこに興じるのだった。

そうしてアンディが楽しく遊ぶオモチャたちだが、実はとても大きな秘密があった。彼らは実は生きていて、話したり自由に行動したりできるのだ。しかし、それを人間に知られてはいけないというのが「オモチャのルール」だった。ウッディは、そんなオモチャたちのリーダーでもあった。

そして、今年もアンディ少年の誕生日がやってきた。オモチャ達はこれから共に過ごすことになる新顔に興味津々だが、ウッディの気持ちは落ち着かない。「新しいオモチャがアンディのお気に入りになれば、自分はお役御免になってしまう」、そう考えると気が気ではなかったのだ。ところが、そんなウッディの心情をよそに現れたのは、最新の宇宙ヒーローキャラクターハイテクトイのバズ・ライトイヤーだった。技術の粋を結集したようなバズに、アンディは案の定夢中になってしまう。また、バズ自身も自分が本物のスペースレンジャーだと信じて、飛行能力を証明するため高みから飛び降りたりする。これにはオモチャ達までが心を奪われてしまう。

そんな中、デイビス家が引っ越すという新たな問題が持ち上がる。その騒ぎの最中、バズがアンディの部屋の窓から転落するという大事故に見舞われ、しかも他のオモチャたちは、ウッディが自分に取って代わりそうなバズを突き落としたのだと誤解しはじめる。

一方ウッディは、アンディに連れられて「ピザ・プラネット」というレストランに連れて行かれる途中、二人を尾行してきていたバズに会って喧嘩となり、夢中になるうちガソリンスタンドでアンディとはぐれてしまう。必死に彼を追う二人だったが、道すがら、「オモチャ殺し」と称される隣家の子供シドに発見され連れ去られてしまう。 もうすぐアンディが引っ越してしまう!果たしてウッディとバズはアンディの元へ戻ることができるのか?

登場キャラクター 編集

アンディのおもちゃ 編集

主要キャラ 編集

ウッディ
アンディのオモチャたちのリーダー的存在のカウボーイ人形。お調子者で明るい性格。背中についたひもを引くと、内蔵されたレコードで「を捨てろ。」「手ぇあげな。」「やられたぜ!」などとランダムにしゃべる機能が付いている。アンディの一番のお気に入りだったが、バズがやってきてからはそのポジションが怪しくなっていく。バズを驚かそうとイタズラをするが、不幸な事故でバズが窓から落ちたため、仲間達から「オモチャ殺し」と疑われ、バズ本人とも当初は喧嘩が絶えなかった。しかし互いの本心を知って和解してからは二人で協力し、アンディのもとへと向かう。
バズ・ライトイヤー
アンディの誕生日にプレゼントとしてやってきた、体にいろいろな仕掛けがある流行のオモチャ。発売されたばかりだったためか、自分が子供向けの大量生産された玩具ではなく本物のスペースレンジャーだと信じており、空も飛べると考えていた(実際は飛んでいないが、本人は目を瞑っているため気づいていない)。シドの家に連れて行かれた際、テレビCMで自身の正体を知り、一時意気消沈するもウッディの説得と本心を知り、彼に協力する。アクションボタンを押した際に再生される"To infinity and beyond!"(「無限の彼方へ!」、日本語版では「無限の彼方へ さあ行くぞ!」)が決め台詞。
スリンキー・ドッグ
胴体部分がバネになっている犬のおもちゃ。その長い胴体は、『1』から『3』までさまざまなことに活用されている。仲間思いでちょっとお節介だが気の良いヤツ。ウッディの理解者で、ボードゲームで遊ぶ間柄。ウッディが「オモチャ殺し」の疑いをかけられたときは、誰よりも強く彼の潔白を信じていたが、度重なる誤解でつい彼を信用をしきれなくなってもいた。後に真実を知り、疑ったことを後悔して彼を助けようとする。「3」の小説版では、ウッディに、「いつも味方でいてくれたスリンキー。」と言われた。
ちなみに「スリンキー」とは、アメリカの玩具メーカー「ジェームズ・インダストリー社」の商標で、1940年から作られている実在のおもちゃ。
レックス
アメリカの玩具会社が作ったティラノサウルスの人形だが、実際は愛嬌のある表情をしており性格は内気で臆病。恐竜の玩具なのに迫力がないことが目下の悩み。趣味はゲーム(TVゲーム)で遊ぶことで、腕前はかなりのもの。なお、こちらは『モンスターズ・インク』にゲスト出演を果たしている。たまに偽ゴジラと呼ばれることも。英語版では「自分はマテル製」というセリフがあるが、トイ・ストーリーが公開されて発売されたのはライバルのシンクウェイ社からだった。だが2009年になって、本当にマテル製になった。ウッディが無実の罪を着せられた際は、喧嘩は嫌いだと言ってそれほど敵対しなかった。それでも周囲の言葉で一時期ウッディを信用しなくなるが、真実を知り、罪悪感を感じる。
ミスター・ポテトヘッド
ジャガイモの顔をしたアメリカ製人形で、目や耳などの顔のパーツを自由に付け替えることができる。アンディが遊ぶ際には度々悪役を演じさせられており、また口が悪く皮肉屋で何にでも疑り深いため嫌味な性格に見られがちだが、仲間を大事に思う気持ちは強く、また何度遊んでもパーツをなくさないアンディを信頼している。どの作品でも、リーダーであるウッディの言うことを信じる様子はあまりなく、「1」では真相を知るまで彼を疑い続け、助けを求めた際も見殺しにしようとした。奥さん(ミセス・ポテトヘッド)を募集し、ラストではそれが叶った。
ポテトヘッドはアメリカの玩具メーカーPLAYSKOOL社の商標で、1940年代から売られている実在のおもちゃ。日本でも輸入雑貨の店などを中心に販売されているロングセラー。
ハム
ブタ型の貯金箱。毒舌家でやや冷めた性格だが、物事を深く考え鋭い意見を述べるオモチャ達の参謀役でもある。お腹の中にはアンディの貯めたお小遣いがいつも入っているが、時々何かの弾みでおヘソの栓が抜けてしまい、中身をばらまいてしまうこともある(中身を見られるのを「恥ずかしいから」と嫌がる)。本人曰く「小銭で6ドル以上運んでいる」らしい(『トイ・ストーリー2』の時点)。言動の端々に米海兵隊に由来するものが多々見られる。ポテトヘッド同様、ウッディの言うことをあまり信じておらず、真相を知るまでは彼を疑い続けた。
ボー・ピープ
羊飼いの少女の人形で、陶製の電気スタンド。オモチャ達の中の紅一点であり、ウッディとは相思相愛のいい仲。バズが来た際、一度は引越しのペアに推薦するが、ウッディがバズにお気に入りの座を取られた時や仲間達に濡れ衣を着せられた際も彼を気遣っていた。どちらかというと彼女の方がリードする積極的な言動が多々見られる。アンディがおもちゃとして利用しているが、実際はアンディのおもちゃではない。(音声解説より)尚、彼女はマザー・グースの唄の一つ『LITTLE BO-PEEP』がモチーフとなっている。
ボーと一緒に行動する羊の人形。3匹の羊が身を寄せ合った状態で1つのおもちゃになっているため、一見すると首が3つあるようにしか見えない。時々勝手な行動を見せる(ゲームのコントローラーを引っ張る等)が、ボーの口笛で大体止まる。喋れない。
グリーン・アーミー・メン
アメリカでは数十年前から売られている「緑色のオモチャの兵隊」で、数が多く約100体ある。アンディの誕生日プレゼントの偵察を行った。軍曹以下様々な装備を持つ兵隊がいて、普段は大きなバケツにまとめて入れられている。プロ意識が高く、任務の遂行には忠実。
ママに踏まれるソルジャーは、地雷探知機を持っている。英語版の軍曹役はフルメタルジャケットのハートマン軍曹で有名なR・リー・アーメイ

サブキャラ 編集

RC
アンディの家のラジコンカー。オフロードタイプのバギーで、動力は乾電池。Hi/Low/Turboの3つのモードにターボモードを持ち、クラクション機能も装備。一度はロケット花火で本体能力をはるかに上回る推定時速50~60kmで疾走、空も飛んだ。無口で頑張り屋である。
レニー
オモチャの双眼鏡。仲間が外の景色を見るときに役立つ。ゼンマイ動力で歩ける。しゃべれないおもちゃと思われがちだが、トイ・ストーリー1で3度だけしゃべった事から、一応しゃべれるらしい。
ロッキー・ジブラルタル
重量挙げ選手のアクションフィギュア。立ち位置が影響してドアにはさまれたことがあるがソフトビニール製で結構丈夫なため無事だった。ジブラルタルはスペインの先にあるイギリス領の土地で、The Rockという大きな切り立った山がその象徴で、ロッキーの頭の形状に酷似しているのと、腹部のベルトにもThe Rockの絵が描かれている。ロッキーの名前の由来もThe Rockからだと容易に推察できる。
エッチ・ア・スケッチ
お絵描きボード。ウッディ以上の早撃ち(Drawing)の腕を持つ。
アメリカの玩具メーカー、オハイオアート社が数十年前から発売する実在のおもちゃ。日本の知育玩具「せんせい」はこれを元に作られている。
ミスター・マイク
ウッディが集会で使っていたマイクのオモチャで、拡声器としての機能がある。『トイ・ストーリー2』ではペンギンのウィージーも利用した。
アメリカのPLAY SKOOL社がトイ・ストーリーの為にデザインし、実際に売っていたおもちゃである。
ミスター・スペル
キー入力された英単語を音声合成LSIで発音する知育玩具。教育係としてウッディと共に様々な講習会を行っている。『トイ・ストーリー2』ではバズとともにウッディ誘拐犯の正体をつきとめる。一応しゃべる事は出来るが、もっぱら正面にあるLEDインジケーターで意思表示やリアクションをしている。
テキサス・インスツルメンツが製造・販売していた「スピークアンドスペル」(1978年登場・映画『E.T.』でも登場している)がその原型だが、作中の製品はメーカー不詳。
スネークとロボット
ヘビのオモチャと、顔が光るキャタピラ式ロボット。ほとんど2体一緒にいる。スネークはオモチャ箱の中、ロボットはベッドの下が定位置。ロボットは一応しゃべれる。
ミスター・シャーク
サメの笛付きおもちゃ。常にオモチャ箱の中にいる。『トイ・ストーリー』では、ウッディの帽子をかぶってウッディのモノマネをした(ウッディには不評であった)。『トイ・ストーリー2』ではウィージーの声を直した。アンディの遊びでは人質に脅しをかける際の小道具役。
トロール
髪の毛が立っている人形。ボーと一緒にいることが多い。衣装は花柄ビキニ。3の冒頭のビデオから、モリーのお気に入りだったと推測できる。
バレル・オブ・モンキー(つなぐでござる)
サルたちの腕をつなげるゲーム。屋外に落ちたバズを救出しようとしたが、数が足りなかった。『トイ・ストーリー2』のNG集にも出演した。
トロイカ
卵型の入れ子人形。犬の柄の中に猫の柄、その中にカモの柄、その中に魚の柄、その中にてんとう虫の柄が入っている。
リトルタイクス
消防士たちの小さな人形。消防車とセット。
ローリー・ポーリー・クラウン
起き上がりこぼしのようなピエロ。動かすと音が出るようになっている。転がって移動する。セリフはない。
シーンセイ
ルーレット型のゲーム。唯一生きているゲーム盤であり、自力で移動もできる。1のみに登場。
『トイ・ストーリー3』ではサニーサイド保育園に古いタイプ(レバーではなく紐をひっぱって動かす)の同型おもちゃが登場するが、なぜか意志を持っている様子はない。
ホッケー・パック
ホッケーのパックに手足が付いた謎のおもちゃ。黒地に交差したホッケースティックが描かれている。1のみに登場。
ドーリー、ダッキー、テディー
女の子の人形、ゴム製のアヒルのぬいぐるみ。棚の上が定位置。
『トイ・ストーリー2』では、テディーはアルのトイバーンのCM、ダッキーはNG集に出演。

生きていないおもちゃ 編集

Magic 8-Ball
占い用のボール。振ると中に入っている助言を覗き口から見ることができる。
『トイ・ストーリー2』では、ほこりを大量にかぶっていたが、ヤードセールには出されなかった。
ホットホイール
一回転するレールとミニカー。バズが飛ぶ(かっこつけて落ちる)ことや、『トイ・ストーリー2』でジェシーがドアを開けるために利用された。
ボール
ピクサー作品でおなじみの☆マークがついたボール。初出は短編『ルクソーJr.』。

その他のおもちゃ 編集

エイリアン(リトル・グリーン・メン または LGM)
ピザプラネットにあるゲームコーナーのクレーンゲームの中にいるビニール製の人形。プライズゲームの景品として人気があり、柔らかく、三つ目で笑顔の憎めないヤツ。ただし余りに純粋な上に集団で登場するため、しばしば周囲に迷惑がられる事も……。
『スペース・レンジャー バズ・ライトイヤー』では、リトル・グリーン・メン(LGM)役で登場。『スタートレック』の宇宙艦隊士官を思わせる服を着ている。トイ・ストーリー2ではMr.ポテトヘッドが彼らを助けたため、Mr.ポテトヘッドを「命の恩人。感謝永遠に。」と呼び、その後、Mr.&Mrs.ポテトヘッドの養子になった。ちなみに、胸の星のマークをよく見ると「ピザ」になっていて、サラミとマッシュルームが描かれている。
トイ・ストーリー2までは公式設定として「エイリアン」という名称が使われていたが、ディズニーから「リトル・グリーン・メン(LGMとも)」と表記するよう指示があり、「リトル・グリーン・メン」という名称に変更された。そのため、同じ商品でも途中で製品名が変更されたこともあった。しかし、トイ・ストーリー3の作中では、アンディは彼らのことを「エイリアン」と呼んでいる。
トイ・ストーリー2以降は三体で登場することが多く、等身大フィギュアも三体セットで販売されている。
ミュータント・トイ
シドによって原型をとどめないほどに改造されたオモチャたちの総称。いずれも体のどこかが別のオモチャのパーツと交換されており、異様な風体をしている。言葉を発することはできず、持ち主にひどい扱いを受けたために臆病になっている様子。
ベビーフェイス:赤ちゃんの首が体に固定された金属製のカニ。他の改造おもちゃのリーダー格。
レッグス:バービー人形の足がついたミニサイズの釣竿。日本語吹替え名「あんよ」。
ダッキー:頭はPEZ容器のアヒル、胴体はレスラー、下半身は吸盤付きスプリング。日本語吹替え名「ガーガー」。
フロッグ:ゼンマイ動力のカエル。後ろ足のタイヤは左右非対称で、前足も一本とれている。
ハンド・イン・ザ・ボックス:びっくり箱。バネの先にはピエロ等の代わりに、緑色の怪物じみた手が付いている。
ローラー・ボブ:スケートボードに固定された上半身だけの兵士。
ジングル・ジョー:兵士の顔とミッキーマウスの片腕が接着されたガラガラ。
ロックモービル:頭と下半身のない、腕で歩くロッキー・ジブラルタルと同じシリーズの玩具。頭の代わりにミニカーの運転手が座っているが、その運転手も昆虫の頭に改造されている。
ウォーキング・カー:タイヤの代わりに赤ちゃんの手足が付いた黄色のミニカー。車体は1957年型シボレー・コルベット
ジェニーと翼竜:ハンナの布人形と、『ジュラシック・パーク』のアクションフィギュア。シドに頭を取り替えられるが、後に修理される。
このほか、焼け焦げのある女の子の人形や、側頭部を釘が貫通した腕のない兵士などが庭に放置されている。

人間・動物 編集

アンディ・デイビス
ウッディらオモチャの所有者。カウボーイ大好きのやんちゃな少年だが、バズに夢中になりウッディを敵役にしたこともある(その後はウッディとバズが協力して闘う遊びをよくするようになった)。『トイ・ストーリー1』ラストで、クリスマスにプレゼントされたバスターという犬を飼っている。また、幼い妹がいる。オモチャを大切にし、壊れた部分を頑張って直そうとする感受性豊かな少年で、よく人形劇仕立ての遊びをしている。お気に入りのおもちゃには「ANDY」のサインを入れて大切にする。
モリー・デイビス
アンディの妹。『トイ・ストーリー1』ではまだ立って歩くことができないほど幼かった。アンディは人形劇の際には彼女のベビーベッドを牢屋代わりにしており、幽閉されたポテトヘッドをバラバラにしたりしている(そのことについて彼はよく思っていないが、本気でアンディに対して怒っているわけではない)。『トイ・ストーリー2』では歩けるようになった模様。引っ越し前はアンディと同じ部屋だったが、引っ越し後は家が広くなったのか、モリーも自分の部屋が与えられている。
シド・フィリップス
デイビス家の隣に住む少年。オモチャを傷つけたり改造して遊んだり、危険な花火を通信販売で購入して使用したりする所から「オモチャ殺し」という渾名で恐れられている。オモチャからも恐れられており、改造されてベッドの下に投げ込まれたり、壊れたまま庭に放置された仲間は数知れないほど。一方母親に対しては素直な一面を持つ。通信販売で手に入れた強力なロケット花火でバズを吹き飛ばそうとするが、ウッディとシドに改造されたオモチャたちの協力でこらしめられ、逆にオモチャを怖がるようになってしまった。
音声解説によれば、シドの人物像(玩具に対する扱い方)は「自分達の子供の頃」をモデルにしている。また、彼自身は悪人ではなく独創的な性格をした少年というだけであり、玩具の改造を好む面などはそれが反映されている為だとされている。
ハンナ・フィリップス
シドの妹。人形遊びが好きだが、兄に取り上げられ改造された結果、頭や手がなくなった物が多い。
スカッド
シドの家で飼われているブルテリア犬。獰猛かつ執念深い性格。シドの命令をよく聞くが、それだけに与えられた玩具には容赦が無い。中型犬であるにも関わらず室内飼いのため屋内を自由に歩き回っており、脱出しようとするウッディとバズを窮地に陥らせる。また、なんとか難を逃れた二人を激しく追跡した。シドの父親には弱い模様。


『トイ・ストーリー』は、アメリカの中流家庭の、子供部屋がその舞台となっており、実際にアメリカで売られている、または売られていたおもちゃが多数登場する。ホットウィール 、See'n say、バケット・ソルジャー、スリンキー、ミスター・ポテトヘッド 、トロール、バレルオブモンキー(つなぐでござる)、Majic8Ball、エッチアスケッチ、リトルタイクスなどがそれである。

『トイ・ストーリー』に登場した実在するおもちゃが、映画公開後、爆発的に売れた事から、『トイ・ストーリー2』では、更に多くの実在のおもちゃが登場し、中には「ツアーガイド・バービー」のように目立って自己アピールするキャラクターも多々登場する。

『トイ・ストーリー』上映に合わせて発売したおもちゃの大半を、当時無名だったカナダの玩具メーカーシンクウェイ が製造・販売していたが、トイ・ストーリーのヒットにより業績を著しく上げた。その後、マテルや、ハズブロなど大手玩具メーカーが相次いで参入して莫大な利益を生んでいる。ディズニー関連商品を扱うディズニーストアでも定番商品として扱われている。

スタッフ 編集

声の出演 編集

役名 原語版声優 日本語吹き替え
ウッディ トム・ハンクス 唐沢寿明
バズ・ライトイヤー ティム・アレン 所ジョージ
アンディ・デイビス ジョン・モリス 市村浩佑
ミスター・ポテトヘッド ドン・リックルズ 名古屋章
レックス ウォーレス・ショーン 三ツ矢雄二
ハム ジョン・ラッツェンバーガー 大塚周夫
スリンキー・ドッグ ジム・バーニー 永井一郎
ボー・ピープ アニー・ポッツ 戸田恵子
エイリアン ジェフ・ピジョン 落合弘治
アンディのママ ローリー・メトカーフ 小宮和枝
モリー・デイビス ハンナ・アンクリッチ 原語版流用
シド・フィリップス エリック・フォン・デットン 堀裕昌
ハンナ・フィリップス サラ・フリーマン 笠原清美
軍曹 R・リー・エーミー 谷口節
レニー ジョー・ランフト 八代駿
つなぐでござる フランク・ウェルカー 原語版流用
バスター

バズライトイヤーのCMナレーター ペンジルット 石井隆夫

伍長 グレッグパーグ 後藤敦

ティモン ネイサンレイン 三ツ矢雄二

プンバァ アーニーサベラ 小林アトム

エイリアン デビデリーベリー 落合弘治

ミセスフィリップス ミッキーマクワゴン 石川悦子

トリビア 編集

  • 元々は短編『ティン・トイ』の主人公のおもちゃが仲間を探して旅をするという内容で、30分のクリスマスTV番組として企画されていた。しかしディズニー側が「30分番組が作れるなら映画も作れる」と説得、劇場用作品として制作される事となった。これには、当時ウォルト・ディズニー・ピクチャーズの会長だったジェフリー・カッツェンバーグが何度もラセターを引き抜こうとして失敗し、それならピクサーにディズニー映画を作らせようという思惑があったという経緯がある。
  • エンドロールにて、アニメ製作スタッフ内には「ケン・ウィラード」(1959年生~1995年没)の名が入ってある。
  • ピクサーのCEOであるスティーブ・ジョブズの資産がなければ、制作は不可能に近かった。公開までの4年間の投資額は5000万ドルにも及び、「こんなに金がかかるなら投資しなかった」と語っている。しかし本作のヒットによりピクサーの株は高騰し、結果的にジョブスの資産は4億ドル増える事となった。詳しくはジョブスの項目とアップルを参照のこと。
  • カーズ』及びメーターの東京レースにて、劇中のダイナコ石油が登場する。また、『カーズ』のラストシーンで『トイ・カー・ストーリー』として本作の玩具の車版が上映され、ウッディがフォード・ウッディワゴンの模型、バズが玩具の宇宙自動車、ハムがトヨタ・セプターワゴン風のブタ貯金車となって登場した。(ハムの日本語声優はカーズ本編のマックやモンスターズ・トラック・インクのイエティに従い立木文彦)さらにジョー・ランフト追悼シーンではレニーが登場する。
  • シドに爆破される兵隊の人形“コンバット・カール”はG.I.ジョーを使いたかったが、「爆破するなら許可出来ない」とハスブロから拒否された。
  • 又、同じくハスブロ製品であるMr.ポテトヘッドの使用許可がなかなか取れずに苦労したと後日ラセターが語っている。
  • ファインディング・ニモ』の待合室にある賞状の上部中央にある丸い部分にはエイリアンが隠し画像として描かれている。
  • バズ役の所ジョージが『カーズ』のイベントにゲストとして参加した際、ラセターから「バズ・ライトイヤーをやってくれてありがとう。これからもよろしく」と言われ、「『トイ・ストーリー3』があるんですか!?」と応じていた。なお、実際に『トイ・ストーリー3』は2010年7月10日より、日本でも公開された。初めはディズニー主体で作業が進められていたが、ピクサー買収により関係が修復したことで、ピクサーにより制作された。
  • 本作のヒットを受けて、本作に出てきたピザプラネットのデリバリートラック(GYOZAバン)は、以降、ピクサー作品のほぼ全てのどこかに登場している。
  • 沖縄県宜野湾市には、日本で唯一のトイ・ストーリー グッズの専門店バナナフレーバースがある。
  • 2006年-2007年に自動車レースSUPER GTのGT300クラスに於いてaprから「TOY STORY apr MR-S」と言うマシンが参戦していた。カーナンバーは「トイ」の語呂合わせで101番。ドライバーは2006年が新田守男/高木真一、2007年は大嶋和也/石浦宏明。2007年はドライバーズチャンピオンを獲得した。2008年はカーズに改めたためトイ・ストーリーの表記は消滅した。また、2006年には2輪の鈴鹿8時間耐久ロードレースにもチームHARC-PROから「TOY STORY RT HARC-PRO」として小西良輝/安田毅史組が参戦し、総合2位の成績をおさめた。
  • アンディのママの車のナンバーにはピクサートリビアではお馴染みのA113が使われている。
  • バズ玩具のCMでの玩具屋は2作後のトイ・ストーリー2の悪役、アルが運営する「アルのトイバーン」である。
  • 映画公開前、アメリカとカナダの小売業者からシンクウェイ社へのトーキングバズの総発注数は6万体だったが、映画の爆発的人気で商品が枯渇し、増産に増産を重ねて全世界で900万体以上も売れて、今も増え続けている。
  • 2008年5月31日に打ち上げたスペースシャトルディスカバリーバズ・ライトイヤーのおもちゃを載せて、ISS(国際宇宙ステーション)で長期間、無重力訓練などの様子を撮影している。これはNASAが子供達や学生達に宇宙に関心を持ってもらう為に企画された。
  • Linuxディストリビューションの一つ、Debianではコードネームに本作の登場人物名を付けている。
  • 日本語吹き替えは当初、『別冊映画秘宝 吹替洋画劇場(洋泉社)』によると、ウッディに山寺宏一、バズに玄田哲章という配役であった。吹き替え作業も全て終了し、宣伝ポスターや広告には既に山寺と玄田の名が掲載されていたが、公開寸前で配役が変更された。なお、スピンオフ作品であるテレビアニメ『スペース・レンジャー バズ・ライトイヤー』および東京ディズニーランドのアトラクション『バズ・ライトイヤーのアストロブラスター』および各種パレードでは、稲葉実がバズの声を当てている。本編以外(予告編等)のウッディは辻谷耕史が声を当てている。また、玄田自体はアストロブラスターのザーグの声優を務めてある
  • アンディの部屋に貼られているポスターの内、バズがスペースレンジャーへの入隊を募る物が有る。これは、第1次世界大戦の時にアメリカで出回ったポスター、“I WANT YOU FOR U.S. ARMY”のパロディである。
  • 最後のシーンでアンディのママが運転していた車でモリーが聴いていた曲はライオン・キングのハクナ・マタタだった。
  • 2010年11月22日には、テレビ東京系列の『月曜プレミア!』(月曜20:00 - 21:54)で放送されたが、裏番組には所ジョージが司会を務める『世界まる見え!テレビ特捜部』(日本テレビ系列。19:56 - 20:54)が放送されているため、所は1時間弱ではあるが変則的な重複出演となった。

脚注 編集

  1. 1.0 1.1 1.2 テンプレート:Cite web
  2. 日経BP社技術研究部 『進化するアニメ・ビジネス―世界に羽ばたく日本のアニメとキャラクター』日経BP社、2000年、42頁。ISBN 4822225542

外部リンク 編集

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